優良工事店ネットワーク|水まわり通ブログ

優良工事店ネットワークの建築士まつおくんが水まわりのリフォームに関わるお得な情報を更新しています。

消費者庁から発表「冬場に多発する入浴中の事故に注意」

f:id:mizumawari:20160125102928j:plain

先日、消費者庁から発表があり

家庭の浴槽での溺死者数は10年間で約7割増加し、平成26年に4,866人となっています。そのうち高齢者(65歳以上)が約9を占めており、高齢者は特に注意が必要です。
出典:消費者庁ウェブサイト

浴槽で亡くなられた方が年間の交通事故で亡くなられた方よりも多いことにビックリです。
入浴中の事故の約半数は12月~2月にかけて起きています。
入浴の際は

1.入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。
2.湯温は41度以下、湯に漬かる時間は10分までを目安にしましょう。
3.浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
4.アルコールが抜けるまで、また、食後すぐの入浴は控えましょう。
5.入浴する前に同居者に一声掛けて、見回ってもらいましょう。

とのこと。

入浴前に脱衣・洗面所を暖めるには暖房機が必要です。
手軽に設置できるのは電気式のファンヒーターですね。また、リフォームで壁に取付けする暖房乾燥機もあります。
浴室内はシャワーを使って壁や床などお湯をかけると浴室内が暖まります。

熱~いお湯が好きな方もいらっしゃいますが、身体に負担がかかります。
湯温の目安は41度以下、長湯しないようにしましょう。

入浴中などに「ヒヤっ」としたことがある方は一度洗面・脱衣室、浴室内を確認しましょう。

消費者庁の資料はコチラから確認できます。
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/160120kouhyou_2.pdf